国際法的に…面白い。

ちょこっと時間ができたので、見てきました。
アマルフィです。

全体的にちょこちょこ引っかかる点はありますが。
原作、文庫に落ちたら読みたいとは思いますぜ。




とりあえず、おもしろかった点。

福山雅治のやる情報屋さん
前、タマフルのシネマハスラーでの「容疑者X」評で称されていましたが
福山のキャラがコミカルで、どーもシリアスな役に入りきれない、と
「危ないけどクールな曲出してたのに、rymestarの復活の話題で音楽活動について触れられない」
某king of stageが言ってたけど。
今回、割とコミカルで女にもてる情報屋としての福山はいい感じかと。
(某king of stageはそれすら叩いてたけどね。)

あと、「アマルフィ」つー街はきれいだった。
観光VTRとしては秀逸だと思いますぜ。
(ただ、車で走ってくシーンは、映画館で観てる意味を疑いました。ニコ動のエコノミーかと思った。)








あと、微妙だった点をいくつか。
観光VTRとしては「アマルフィ」って街はきれーなんだけど。
なんとなく、そこではなくてもいい感じがしちゃうんだ、なんとなく。
黒田が気づくとあるファクターを理解するだけなら、べつにミラノでもフィレンツェでも
いいんだから、もっとその街でなきゃいけない理由が知りたかったかも、鈍い俺でもわかる程度に。
そして、アマルフィで起きたことって?という感じかも。



あと、とある1箇所のTime say to goodbyeの使い方について。
とりあえず、そこで「time say to goodbye」を使うのはなー、というシーンがあります。
そこで「わかれちゃ」いけないじゃん、「適当なミドルテンポの」音楽としてサラブライトマンだし使ってるのか?と
疑問に抱きました。はい。



それと、、ちょこっとばかし専門的になりますが…。
「主権免除」と「外交関係条約」という2つのキーワードを踏まえてみないと、
なぜイタリア警察が大使館に入れないのか、いささか解りづらいところが。。
イタリアの国内法については触れていただけに。


ただ、これに関しては一部例外があって、それに今回のシチュエーションは、抵触しないかな?という
見方もできるので、そこらへんで面白いかも。



あと、某king of stageも叩いてたけど、
最後のほうでわりと後に残るいいシーンがあるのですが、
突然ブラックアウトして、うーん、と思ってしまった。
一瞬、映画館が停電したのか?と思ったぜ。



うーん、観光VTRとして南イタリアのいい感じの白い家を見たい人と、
国際法の大使館・領事館についての分析を好きな人、
あと、某king of stageがボコボコにしてるところを
「あ、そうそう」と思い出してにやにやしたい人はどうぞ。