柔らかい恋愛物語

いい加減書かないと忘れてしまう。。
1週間前に読んだストックです。

ジョン・レノンを信じるな 青盤 (ピュアフル文庫)

ジョン・レノンを信じるな 青盤 (ピュアフル文庫)

ジョン・レノンの幽霊と主人公の邂逅と、現在の恋人と過去の恋人と。
そのあいだで流れる比較的透明感の高い恋愛物です。

時に、突発的にこういった恋愛小説が読みたくなる。
普段えぐいものばかり読んでる反動だからなのかな?
ユヤタンとか、本谷有希子とか。

ジョンレノンの幽霊本人から、神格性の否定を刷るような単語が出てきたり。
そして、暗殺の原因への言及。

なぜ、ビートルズジョン・レノンが好んで聞かれたかの要因の話。

音楽的なガジェットを盛り込み縦糸に、恋愛を横糸に。

まあ、この本好きな人だったら、同じような透明感をお望みなら、
大崎善生アジアンタム・ブルーとか、本多孝好の真夜中の5分前とか、ありかも。