また1冊、青春小説の王道に。
- 作者: ポール・オースター,Paul Auster,柴田元幸
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1997/09/30
- メディア: 文庫
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ブログに評価するときに、ネタばれのあるエンタテイメントでもあります。
ある意味、 サーガだと思う。祖父、父、息子の、それぞれの生活が、折り重なる3部作というか。
- 主人公のはちゃめちゃなキャンパスライフ。
- 人生を捨てかけた公園生活、しかしめちゃくちゃな論理での正当化。
- かわいい中国系美少女との出会い。
- 親友との美しい友情。
- 主人公よりももっとめちゃくちゃな論理の謎の爺さんとの邂逅
(一瞬ヨーダを想像してしまった(笑))
- 爺さんの子供から明かされる真実
- 西部への旅とアクシデント
なんというか、伏線回収されまくりで、
風呂敷が広げすぎる流される小説では無いので安心しながら、
このエンタテイメントに滔々と浸ってほしいです。
と、いうわけでオースターにはまりました。
高校時代に、文化系の友人にしきりに進められていたし、
大学生活で、本を結構読んでいる先輩にも「いいねえ」と評価されている本。
やはり、評判はそのとおりみたいです。
また1冊、良い青春小説に出会いました。
高校時代によみたかった〜(泣)そうしたら人生変わってたかも。